インジウム (In)
ポスト遷移金属 · 固体 · 周期 5 · 族 13
元素の性質
- 原子番号
- 49
- シンボル
- In
- 原子質量
- 114.818
- カテゴリ
- ポスト遷移金属
- 標準状態
- 固体
- 周期
- 5
- 族
- 13
- 電気陰性
- 1.78
- 原子半径
- 193
- イオン化エネルギー
- 5.79
- 電子親和力
- 0.3
- 酸化数
- +3
- 融点
- 429.75 K (156.6 °C)
- 沸点
- 2345 K (2071.85 °C)
- 密度
- 7.31
- 電子配置
- [Kr]5s2 4d10 5p1
- 発見年
- 1863
電子殻
[Kr]5s2 4d10 5p1
電子は核の周りに殻(主エネルギーレベル)で配置されています。この図は概略図であり、同じ殻の軌道は別々に描かれていません。
インジウムについて
インジウム(英: indium [ˈɪndiəm])は、原子番号49の元素。元素記号はIn。第13族元素の1つ。銀白色の柔らかい金属である。常温で安定な結晶構造は正方晶系。比重7.3、融点は156.4 °Cと低い。常温では空気中で安定である。酸には溶けるが、塩基や水とは反応しない。
発見の経緯
発見: 1863 · Ferdinand Reich
1863年、リヒター (H. T. Richter) とライヒ (F. Reich) によって、閃亜鉛鉱の発光スペクトルの中に発見された。
用途と応用
ITO (Indium Tin Oxide) と略称される酸化インジウムスズは、導電性があるのに透明であることから液晶やプラズマといったフラットパネルディスプレイの電極(透明導電膜)に使われている(他のピクセルからの光を阻害せずにそれぞれのピクセルに電気信号を伝達できるため)。そのほか、シリコン、ゲルマニウムに添加(ドープ)してp型半導体を形成する。融点が低いので、低融点合金であるはんだなどに利用される。またインジウムの化合物では、リン化インジウム (InP) などの化合物半導体が注目を集めている。熱伝導の良さから、箔状に延ばしたものがクライオポンプ等に用いられている。また、インジウムはガラスに弾かれないという特性を持つため、高レベルの真空を求める装置等でパッキンとして利用される。
同位体
右側の表の通り、自然界には質量数113のインジウムと質量数115のインジウムの2種が存在し、95%以上が質量数115のものである。この同位体は天然放射性同位体である。1つ以上の安定同位体を持つ元素の中で、天然放射性同位体が安定同位体より多く存在しているものとしてはインジウムの他にテルルとレニウムがある。このインジウム115は天然放射性同位体といえど半減期が441兆年と極端に長く、限りなく安定同位体に近い。現在インジウムは透明導電膜、光デバイスや半導体用途向けに需要が高まっているが、そのほとんどが放射性同位体であっても、現在の用途では放射性同位体であることを無視してよいとされる。将来、原子1個レベルでの信頼性が問われるような製品が出た場合でも問題になることは稀だと考えられている。
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よくある質問
インジウムの原子番号はいくつですか?
インジウムの原子番号は49で、原子核内の陽子の数に等しくなります。
インジウムの原子量はいくらですか?
インジウムの原子量は約114.818 uです(炭素-12原子量の12分の1を基準とします)。
インジウムの電子配置はどうですか?
インジウムの電子配置は[Kr]5s2 4d10 5p1です。
インジウムは周期表のどこにありますか?
インジウムは第5周期、第13族に位置します。
インジウムはいつ発見されましたか?
インジウムは1863に発見されました。